「産後の体型が全然戻らない…」
「でも、骨盤矯正って本当に効果があるの?」
育休中のママの皆さん、出産後の体にまつわる様々な疑問や不安を抱えていませんか?
特に産後は、育児に追われ自分の体は二の次になりがちですが、今こそ体を整える大切な時期です。
この記事では、多くのママが悩む産後の体の変化と、その解決策として骨盤矯正が本当に必要なのかについて、整体師の視点から詳しく解説します。
さらに、ご自宅でできる簡単なセルフケアや、専門家を頼るタイミングについてもご紹介しつつ、「どこに行けばいいんだろう…」「何から始めればいいの…」といった疑問にしっかりお答えします。
産後ママが抱える4つの悩みとは?
産後のママは、出産という大仕事を経て、心身ともに大きな変化を経験します。
多くのママが共通して抱える悩みを4つピックアップしてご紹介します。
1. 妊娠前のズボンが履けない
「妊娠前はSサイズだったのに、今はMでもキツい…」
出産後、体重は元に戻っても、なぜか骨盤周りが大きく、ズボンが履けなくなるという悩みは非常に多いです。
これは、出産時に大きく開いた骨盤が元の位置に戻りきっていないことが原因です。
骨盤が開いたままだと、お尻が横に広がり、ヒップラインが崩れてしまいます。
2. 腰や股関節がグラグラするような違和感
「歩くたびに腰が抜けるような感じがする…」
出産後、骨盤周りの筋肉や関節が緩んでいるため、不安定感や違和感を覚えるママが少なくありません。
これは、妊娠中に分泌されるホルモン「リラキシン」の影響で、骨盤周りの靭帯が緩み、体を支える力が弱くなっているためです。
不安定な状態で育児を続けると、腰痛や股関節痛が慢性化するリスクが高まります。
3. 慢性的な肩こり・背中痛
「抱っこや授乳で肩がガチガチ…」
赤ちゃんのお世話は、前かがみの姿勢が続くため、首や肩、背中に大きな負担がかかります。
さらに、骨盤が歪んでいると、それを補うために上半身の筋肉が過剰に緊張し、肩こりや背中の痛みがよりひどくなります。
これにより、頭痛や自律神経の乱れを引き起こすこともあります。
4. 尿漏れ・恥骨痛
「くしゃみをするのが怖い…」
「歩くときに恥骨が痛い…」
出産時、骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が大きなダメージを受けます。
この筋肉が弱まると、尿道を締める力が低下し、尿漏れの原因になります。
また、骨盤の不安定さから恥骨に負担がかかり、歩行時や寝返りの際に強い痛みを感じることもあります。
ズバリ、骨盤矯正って必要?
結論から申し上げますと、産後の骨盤矯正は、将来の体の健康を考える上で非常に重要です。
その理由は、産後の骨盤が、まるで「固まる前のセメント」のような状態にあるからです。
出産時に開いた骨盤は、自然に戻ろうとしますが、育児による姿勢の悪さや、筋力の低下により、歪んだまま固まってしまうことが多々あります。
特に、産後半年までが、骨盤が最も柔軟で歪みを整えやすい「ゴールデンタイム」と言われています。
例えば、家事や抱っこをする際に、無意識に片側に重心をかけていませんか?
この積み重ねが骨盤を歪ませ、痛みの原因となります。 この時期に正しい位置に戻しておかないと、将来的な慢性腰痛や体型の崩れ、自律神経の乱れなどに繋がることがあります。
したがって、産後の骨盤矯正は、今の体の不調を改善するだけでなく、将来の健康的な体づくりのための「予防」として非常に価値のあるものなのです。
産後でもできる対策を3つご紹介
「骨盤矯正が必要なのはわかったけど、整体に通う時間がない…」
そんなママのために、ご自宅で簡単にできる産後ケアを3つご紹介します。
1. 骨盤ベルトを正しく装着する
産後の骨盤ケアとして、骨盤ベルトの正しい装着は非常に有効です。
骨盤ベルトは、緩んだ骨盤を安定させ、正しい位置に戻るのをサポートする役割があります。
ただし、ただ締めるだけでなく、正しい位置に、適切な強さで装着することが重要です。
骨盤ベルトを巻く位置は、骨盤の最も出っ張っている部分(上前腸骨棘)から少し下で、お尻の一番広い部分を通り、体の中心線に平行になるように巻きましょう。
長時間つけっぱなしにするのではなく、必要な時だけ装着し、無理のない範囲で継続することが大切です。
2. 姿勢を意識した抱っこ方法を身につける
赤ちゃんを抱っこする時、つい猫背になったり、片側に重心をかけてしまっていませんか?
この姿勢の癖が骨盤の歪みを悪化させ、腰痛や肩こりの原因になります。
背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れて抱っこすることを意識しましょう。
抱っこ紐も、ご自身の体と赤ちゃんの体に合ったものを選ぶことが重要です。
正しい抱っこ紐の装着方法を学び、重心が安定する位置で抱っこすることで、体への負担を大きく軽減できます。
3. 骨盤底筋を意識した呼吸法を取り入れる
骨盤底筋を鍛えるには、呼吸法が非常に効果的です。
腹式呼吸を意識しながら、息を吐く時に肛門や尿道をキュッと締め上げるような感覚を意識します。
息を吸う時に緩め、吐く時に締める。 これを繰り返すことで、骨盤底筋を意識的に動かすことができます。
この呼吸法は、座っている時や寝ている時など、場所を選ばずにできるため、育児の合間に少しずつでも取り入れてみましょう。
骨盤の安定性を高め、尿漏れ改善にも繋がります。
まとめ
骨盤矯正って必要?という疑問に対し、整体師として「はい、必要です」とお答えします。
産後の骨盤は、将来の健康を左右するほどデリケートな状態です。
骨盤矯正整体は、体の不調改善だけでなく、ご自身の体を守り、育児をより笑顔で楽しむための「予防」でもあります。
まずは、今日からできる骨盤ベルトの正しい装着や、姿勢を意識した抱っこを試してみてください。
それでも不安が残る方や、ご自身の体の状態を正確に知りたい方は、専門家への相談がおすすめです。
あなたの疑問や悩みに寄り添い、最適なケアプランを提案します。まずはお気軽にご相談ください。
産後骨盤矯正専門:にしかつら整体院
にしかつら整体院では、産後の女性や子育て中のママたちに特化した、心温まるサービスを提供しています。当院の最大の強みは、全ての施術を女性スタッフが行い、さらに院内に保育士が駐在していることです。これにより、産後の腰痛や体型の変化に悩む女性や、小さなお子様を持つ親御さんも、安心して施術を受けることができます。
✅女性スタッフによる丁寧な対応
女性スタッフだけで構成されたにしかつら整体院では、女性特有の身体の悩みや産後の体形の変化に対する理解が深く、患者様一人ひとりの状態に合わせたパーソナライズされたケアを提供します。女性ならではの繊細さと温かみを持った手技で、身体だけでなく心のケアにも配慮した施術を行います。
✅保育士在中による安心感
施術中にお子様を同伴する場合でも、院内には保育士が在中しており、お子様を安全で安心な環境で見守ります。このサービスにより、ママたちは施術に集中することができ、産後のリカバリーや自分自身のケアに専念することができます。
~にしかつら整体院~
住所:〒615-8084 京都市西京区桂坤町19-11
TEL:075-393-5080
最寄駅:阪急桂駅 徒歩5分
駐車場:徒歩1分
東側駐車場:黄色のブロックが目印です
駐車場の詳細はこちら
営業時間:
月、木、土、日曜日:午前:09:00~14:00
火、金曜日:午前:09:00~14:00、午後:17:00~20:00